UGREEN Nexode Mini 20W PDを検証&レビュー。コンパクトで高機能な20W充電器。

充電器

コンパクトでリーズナブルな価格帯が多い20W充電器。

20W充電器では価格競争と小型化が活発になっている。

小型化については30m角あたりで頭打ちになってきているため、対応充電規格の充実化で差別化してきている商品もあります。

そこで今回は対応充電規格が充実していたUGREEN Nexode Mini 20W PDをレビュー&検証していく。

アイカワ
アイカワ

どうも、アイカワです。メーカー開発職としての視点からガジェット選びが楽しくさせるレビューブログを運営中です。

UGREEN Nexode Mini 20W PDのGood pointとBad point

Good pointBad point
コンパクトサイズパッケージが英語表記
電源プラグが折り畳める
保証期間が2年
PPS対応など対応充電規格が豊富
コスパが高い

UGREEN Nexode Mini 20W PDの仕様はこちら

項目UGREEN
Nexode Mini 20W PD
【参考】
Anker PowerPort Ⅲ
20W Cube
【参考】
20W USB-C電源アダプタ(Apple)
外観aaa
価格Amazon価格
\1,580(通常)
\1,268(セール時)
Amazon価格
\1,790(通常)
\1,690(セール時)
Amazon価格
\2,668(通常)
\2,265(セール時)
出力電力20w20W20W
出力5V=3A/9V=2.22A
12V=1.67A/3.3-5.9V=3A
3.3-11V=1.8a
5V=3A / 9V=2.22A5V=3A / 9V=2.22A
サイズ31.8×31.8×36mm約32×32×33mm約42×27×41mm
(プラグ部除く)
重量約41g約38g約58g
ポート数1ポート(USB-C)1ポート(USB-C)1ポート(USB-C)
USB PD対応
PPS対応××
プラグ折り畳み×
カラーバリエーションホワイト
ブラック
ホワイト
ブラック
×
メーカー保証
24ヶ月保証
(AmazonUGREENストア
で購入した場合)

18ヶ月保証 + 6ヶ月
(Ankerで会員登録後)

12ヶ月

UGREEN Nexode Mini 20W PDを開封&外観を観察する

カラーバリエーションは2色

カラバリはホワイトとブラックの2色。選べるのは良いですね。

しかし、Amazonで販売しているのはブラックのみ。

ホワイトがいい場合は楽天などから買う必要があるようだ。

開封~中身を確認

パッケージはほぼすべて英語表記になっている。

このモデルは店頭で販売することは想定されていないのだろう。

そして、開封すると簡単な説明書のぺら紙が同梱されている。

外観を観察

形状はキューブ型。コンセントプラグが折り畳めるのでスマートな印象を与える。

表面処理はさらさらとした感じ。

デザインはオシャレというよりはこれぞガジェットという感じのデザイン。

プラグ側には各種仕様。もちろんPSEマークもあり安全性に問題は無い。

外観を競合製品と比較

 競合製品のAnker PowerPort Ⅲ 20W Cube、Charger001(CIO)、Apple充電器と外観を比較。

サイズ感はキューブ型の中では奥行が一番長い。しかし、正面はAnker PowerPort Ⅲ 20W Cubeよりもコンパクト。

サイズと重量を実測して確認

重量を確認

UGREEN Nexode Mini 20W PDの重量を実際に確認すると41.4gだった。

Anker PowerPort Ⅲ 20W CubeとCharger001(CIO)は30g台であるのに対し40g台で

競合と比較して少し重い。

サイズを確認

UGREEN Nexode Mini 20W PDのサイズは仕様通り約31.8 x 31.8 x 36mmだった。

サイズ比較ではCharger001(CIO)<Anker PowerPort Ⅲ 20W Cube<UGREEN Nexode Mini 20W PDの順だった。

✓UGREEN Nexode Mini 20W PDのサイズ

✓Anker PowerPort Ⅲ 20W Cubeのサイズ

✓Charger001(CIO)のサイズ

UGREEN Nexode Mini 20W PDをレビュー&性能検証

UGREEN Nexode Mini 20W PDを性能検証

電力密度を確認(1cm3当たりの電力)電力密度を確認

✓UGREEN Nexode Mini 20W PD

体積:3.6cm×3.18cm×3.18cm=36.4cm3

電力密度(1cm3当たりの電力):20W/36.4cm3=0.54W/cm3

✓Anker PowerPort Ⅲ 20W Cube

体積:3.3cm×3.2cm×3.26cm=34.4cm3

電力密度(1cm3当たりの電力):20W/34.4cm3=0.58W/cm3

✓Charger001(CIO)

体積:3.1cm×2.9cm×3cm=27cm3

電力密度(1cm3当たりの電力):20W/27cm3=0.74W/cm3

✓Apple純正20W充電器

体積:4.2cm×2.7cm×4.1cm=46.5cm3

電力密度(1cm3当たりの電力):20W/46.5m3=0.43W/cm3

これより、

Charger001(CIO)>Anker PowerPort Ⅲ 20W Cube

            >UGREEN Nexode Mini 20W PD>Apple純正20W充電器

電力重量比(1g当たりの電力)を確認

✓UGREEN Nexode Mini 20W PD

電力重量比(1g当たりの電力):20W/41.4g=0.48W/g

✓Anker PowerPort Ⅲ 20W Cube

電力重量比(1g当たりの電力):20W/38.1g=0.52W/g

✓Charger001(CIO)

電力重量比(1g当たりの電力):20W/34.9g=0.57W/g

✓Apple純正20W充電器

電力重量比(1g当たりの電力):20W/57.8g=0.35W/g

Charger001(CIO)>Anker PowerPort Ⅲ 20W Cube

            >UGREEN Nexode Mini 20W PD>Apple純正20W充電器

対応規格を確認

USBテスタを使用して実際に対応している規格を確認してみた。

対応している規格は下記の通りQC2.0/3.0/4.0,PD3.0など主要な急速充電規格に対応している上に

さらにPPSにも対応していることが実際に確認できた。

  • Apple 2.4A
  • QC2.0/3.0/4.0
  • PPS
  • Samsung-5V-2A

PDの対応出力電圧-電流を確認

  • 5V-3A
  • 9V-2.22A
  • 12V-1.67A
  • PPS 3.3-5.9V 3A
  • 3.3-11V 2.2A

実測で出力を確認

USBテスタ(AVHzY CT-3電子負荷付モデル)を使用して出力ワット数を実際に確認してみた。

実際に12V-1.67Aで出力されていることが確認できた。

20W給電時の表面温度を確認(コンパクトだが思ったより温度が高い)

サーモグラフィ―を使用して20W給電時の充電器の表面温度を測定してみた。

UGREEN Nexode Mini 20W PDの表面温度は最高で57.6℃になった。

ほぼ同サイズのAnker PowerPort Ⅲ 20W Cubeよりも2℃高いことがわかる。

20W給電時のリップルを確認

リップルとは、簡単に言うと電圧の安定度合いです。これが大きいと電圧の変動が大きいため、機器に不具合を与えます。つまり、小さければ小さいほど性能が良いと言えます。

UGREEN Nexode Mini 20W PDのリップルは95.1mVでAnker PowerPort Ⅲ 20W Cubeより大きいが

Charger001(CIO)より小さいことが確認できた。

コンパクトなので隣のコンセントに干渉しない

Apple純正20W充電器だと横幅があるせいでとなりのコンセントの機器に干渉することがある。

UGREEN Nexode Mini 20W PDならキューブ型でコンパクトなため干渉しにくい。

コンパクトでコスパが高い製品

Amazonで通常価格は\1,580。セール時で\1,268。

ほぼ同サイズのAnker PowerPort Ⅲ 20W Cubeよりも200円~400円程度安い。

Anker PowerPort Ⅲ 20W CubeよりはPPSに対応していないく、

UGREEN Nexode Mini 20W PDの方が対応規格が豊富であり高スペック。

総合して、かなりコスパが高い製品だと言えるだろう。

こんな人におすすめ

今回レビューしたUGREEN Nexode Mini 20W PDはこんな人におすすめ。

  • コンパクトな急速充電器がいい
  • コンセントプラグが折り畳めるものがいい
  • 対応規格が豊富なものがいい
  • コスパが高い製品がいい

デザインはオシャレとは言えないが、かなりコスパが高い製品だった。

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