旅行で必須とも言えるモバイルバッテリーと充電器とケーブルの3点セット。
かさ張るし一体にならないかと待ち望んでいたところ、アンカーから出ていたのでレビューしていこうと思います。
今回レビューするモバイルバッテリーがこちらAnkerの「Anker Power Bank(30W,Fusion,Anker Built-In USB-C ケーブル)」

これの特徴はなんといっても3in1なので充電器とケーブルを持ち運ばなくていいこと。
さらに30W出力に対応しているためノートPCにも充電可能。
バッテリー容量は5000mAhなのでスマホ1回分。残量表示もある。
そんな「Anker Power Bank(30W,Fusion,Anker Built-In USB-C ケーブル)」を今回深堀していきます。
「Anker Power Bank(30W,Fusion,Anker Built-In USB-C ケーブル)」の特徴
- 3in1(USB充電器/モバイルバッテリー/USB-Cケーブルが1つに)
- 最大30Wの急速充電対応
- スマホ1台分の充電が可能(5000mAh)
- バッテリー残量表示(液晶表示で1%単位で表示可能)
3in1なので荷物が減らせるため、外での作業が多いワーカーや旅行者には打ってつけのアイテムです。
1%単位でバッテリー残量が確認できるのも地味に嬉しい。モバイルバッテリーを持って行ったはいいが残量切れだった経験は誰しもあるはず。それに対して数値で表示されることで視認性が高く、充電忘れを防止できそうだ。
その上、自宅では常にコンセントに刺しておけば充電器として使えるし、充電器として使っていない時は内蔵バッテリーに充電されるため物理的に充電忘れが無くなります。
主な仕様/外観・デザイン
主な仕様は下記の通り。前モデルのAnker 511 Power Bank(PowerCore Fusion 30W)と比較してみました。
製品名 | Anker Power Bank(30W,Fusion,Anker Built-In USB-C ケーブル) | 【前モデル】 Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 30W) |
メーカー | Anker | Anker |
重さ | 約200g | 約185g |
サイズ | 約83×50×31mm | 約44 × 31 x 78mm |
バッテリー容量 | 5000mAh | 5,000mAh |
出力ポート数 | 2(USB-C/USB-C内蔵ケーブル) | 1(USB-C) |
入力 | AC入力:100-240V 50-60Hz 1.5A USB-C入力:5V=2.1A | AC入力:100-240V 50-60Hz USB-C入力:5V = 2.1A |
出力 | 充電器として利用時 5V 3A / 9V 3A / 10V 2.25A / 15V 2A / 20V 1.5A 合計最大出力: 30W(1ポート利用時) 18W(2ポート同時利用時) モバイルバッテリーとして利用時 5V 3A / 9V 2.22A / 10V 2.25A 合計最大出力: 22.5W(1ポート利用時) 15W(2ポート同時利用時) | 充電器使用時 5V 3A / 9V 3A / 15V 2A / 20V 1.5A / 10V 2.25A(最大30W) モバイルバッテリー使用時 5V 3A / 9V 2.22A / 10V 2.25A(最大22.5W) |
パススルー充電 | 〇 | × |
ケーブル内蔵 | 〇 | × |
前モデルと比較してパススルー充電に対応したこと。ケーブル内蔵になったことが大きな違いです。
2025年2月現在の価格はAmazonで\5990、セール時に最安で\4490。
5000mAhのモバイルバッテリーと比較して高いが、機能面を考慮すると妥当だと思います。
付属品は保証書と簡単な説明書が同梱されている。

カラーバリエーションは6色展開。
正面にはANKERロゴが刻印され、右側にバッテリー残量が表示される。
ガラスのように表面がつるつるなので指紋や反射が気になるところ。

正面以外はさらさらとした表面処理がされており、指紋がついたり反射はしません。
こちらの面には最高出力の30W表示と残量確認用のボタンがあります。

反対面は「Designed by Anker Innovations」の刻印があります。

ケーブル差し込み口が1ポートとその下に内蔵ケーブルが1ポート。
ちなみに、この2ポートどちらからでも外部給電と内蔵バッテリーへ充電が可能。
また、Anker独自技術のPowerIQ3.0のマークが刻印されており急速充電対応であることが確認できます。

電源プラグは折りたたみ式になっており、各種仕様が記載。

底面は各種安全規格のマークやリサイクルマークが刻印されています。
右端には内蔵のUSB Cケーブルの固定金具が付いています。内蔵USB-Cケーブルがストラップになることもあり固定金具は頑丈な金属でつくりが良い印象。

内蔵のUSB-Cケーブルはストラップにもなるため、かなりハードなつくりをしています。
そう簡単には断線はしなさそうですね。


サイズ感はクレジットカードどほぼ同じなのでかさ張る心配はありません。

重量は204.5g。30W充電器とモバイルバッテリーとケーブルをそなえていることを考えればちょうどよい重さです。

「Anker Power Bank(30W,Fusion,Anker Built-In USB-C ケーブル)」の詳細な仕様
コンセントに刺した場合、内部バッテリーへ充電が始まります。
(緑色の充電マークが点灯)

ケーブルにスマホをつなぐと内蔵バッテリーへの充電が止まり、スマホへ給電が開始されます。
(給電ワット数によっては、給電と内蔵バッテリーへ充電が同時になる場合もある)

内蔵ケーブルまたはUSB-Cポートどちらからでも内部バッテリーへ充電可能です。

コンセントに刺さない場合、
USB-C給電とUSB-C充電ではUSB-C充電(本体内蔵バッテリーへ充電)が優先されます。

充電器として使用
スマホ2台同時でも問題なく充電できています。
1ポート使用時はMAX30W。ノートPCの充電も可能です。
2ポート同時使用時はMAX18Wに落ちるので注意が必要です。

モバイルバッテリーとして使用
モバイルバッテリーとして使用する場合もスマホ2台同時充電可能です。
ただ、モバイルバッテリーの2ポート使用時はMAX15Wまでなため注意です。
急速充電をしたい場合は1ポートでの使用がおすすめです。

「Anker Power Bank(30W,Fusion,Anker Built-In USB-C ケーブル)」がおすすめな人
- ガジェット系の荷物を減らしたい人
- モバイルバッテリーの充電が忘れがちな人
- 出先でノートPCを充電+モバイルバッテリーが必要な人
に非常におすすめ。
外出時に「Anker Power Bank(30W,Fusion,Anker Built-In USB-C ケーブル)」1つさえ持って行けばスマホやノートPCの充電は心配なくなります。
また、普段から自宅で充電器として使いコンセントに刺しっぱなしにすれば、必然的に内蔵バッテリーへ充電されます。そのため外出時に持ち出す際には満充電になっているのでバッテリー残量の心配が要りません。
出先で作業する人には打ってつけのアイテムとなっています。
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